引っ越しダンボール荷造りガイド
効率的な引越し作業は準備から
ダンボールの入手方法
引っ越しの荷物を梱包するのに欠かせないダンボール。入手方法はさまざまですが、それぞれメリット・デメリットがあります。一番賢い方法で段ボールを準備しましょう。
1.ダンボールネット通販で購入する
ダンボールの専門業者が販売している為、引っ越しに適した段ボールを購入できます。また、ネット通販は基本的に送料無料で、運送会社が自宅まで届けてくれるので非常に手軽に購入できます。
2.ホームセンターなどで購入する
比較的手軽に入手できますが、持ち帰る手間があり、同枚数ではネット通販と比べて平均500円~1,000円程割高です。いざという時の買い足し程度に考えると良いでしょう。
3.スーパー・ショッピングセンターなどで貰う
無料で仕入れられるのでコストをかけたくなければ適していますが、使用済み段ボールは衛生的に問題があります。また、サイズにバラつきがあると積み上げ時に荷崩れを起こしやすい為、あまりオススメできません。
4.引越し業者から貰う
引っ越しプランにあらかじめ段ボールの料金が含まれている事が多くある程度の枚数を無料で提供してもらえます。業者を利用せずに引っ越す場合や、提供枚数以上が必要な場合は利用できません。
荷造りに必要な道具
- ダンボール箱
- 緩衝材
- 梱包テープ
- 布団袋
- ハサミ
- カッター
- マジック
- ロープ、ひも
- ビニール袋
- 工具類
引っ越しに必要なダンボールのサイズと数量
どんなサイズのダンボールが必要?
多くの引越し業者は、140サイズ(3辺合計:140cm以内)~100サイズ(3辺合計:100cm以内)のダンボールの間で2種類を一般的に使用しています。使い分けの基本として"大きい箱"には衣類などの軽い物やかさばる物、"小さい箱"には食器や書籍、CDなどの重い物の梱包に適しています。大きな箱に重量物を入れると底抜けや運搬できなくなるといった事もあります。段ボール1つあたり15~20kgを目安に荷造りすると良いでしょう。また、サイズの同じ箱を使用して運搬時の荷崩れを防ぐことも重要です。
引っ越し用ダンボール箱容量目安
引越し業者が一般的に使用するダンボールのサイズは140~100サイズから2種類。
ボックスバンクは、その中でもよく使われる120サイズと100サイズの段ボールをセットにしています。
-
29ℓ
宅配100サイズ /
重い物用長辺 38× 短辺 27× 高さ 29(cm)- Tシャツ:
- 15~25枚程度
- アウター:
- 3~5枚程度
-
50ℓ
宅配120サイズ /
軽い物用長辺 45× 短辺 35× 高さ 32(cm)- Tシャツ:
- 30~50枚程度
- アウター:
- 5~7枚程度
-
66ℓ
宅配140サイズ /
軽い物用長辺 53× 短辺 38× 高さ 33(cm)- Tシャツ:
- 40~60枚程度
- アウター:
- 7~10枚程度
引越しに必要なダンボールの枚数は?
引っ越しに必要なダンボールの枚数は、人数や間取り、荷物の量で異なります。引越し業者が目安としている指標をもとに余裕をもった荷造りができるよう、やや多めに引っ越し用ダンボールをご用意されることをおすすめします。
1人暮らし(単身) | 10~15枚 |
1~2人暮らし | 15~20枚 |
2~3人暮らし | 20~30枚 |
ワンルーム | 10枚程度 |
1K/1DK | 10枚程度 |
1LDK/2K | 20枚程度 |
2DK/2LDK | 30~40枚程度 |
荷造りのポイントや留意点
丈夫なダンボールの組み立て方
ダンボール箱に荷物を入れると底面の中心部分に一番の負荷がかかります。ただ箱を組み上げただけやガムテープで一文字に貼っただけでは底抜けの可能性があるので、十字にテープを貼ることで一番重要な場所をしっかりと補強してあげましょう。
- GOOD
- :十字貼り
- BAD
- :H貼り
- BAD
- :一文字貼り
荷造りの手順
引っ越しの梱包作業は意外と時間がかかるもの、実際にパッキングを始めるタイミングは、2~3週間前がベスト。引越しをされる人の半数以上がそう回答しています。引っ越し当日に慌てることが無いよう、荷造りのコツを知り余裕をもって荷造りをしましょう。
1.部屋や配置場所ごとに荷物をグループ化する
荷物をグループ化する事で荷造りした後でもダンボールの中身を把握し、引っ越し時の運搬やその後の開封作業が効率的になります。
2.引越しまでに使う予定のない荷物を梱包する
梱包後、ダンボールの蓋を閉めてしまえば中身は分かりません。もう一度開けて確認する必要がないよう、ダンボール箱に通し番号や品名、搬入先を記載してスムーズな引越し作業ができるようにしましょう。
3.梱包リストを作る
箱に書いた通し番号をもとに梱包物リストを作成しましょう。リストがあれば、効率よく作業を進められます。
4.引っ越しまでに使うかもしれない荷物の梱包
引越し当日までに使うかもしれないものは、箱詰め後に段ボールの封をせずにおいておきましょう。